新たに当サイトを起ち上げました。以前の文章は別のブロックで書いていたものです。
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さて、巷では、政府がくれる特別給付金の給付の申請で、かなりの混乱や騒動が生じていると聞きます。
マイナンバーカードを持っていれば、インターネットから申し込めるというという話でしたが、実はパソコン経由で申請するためにはマイナンバーカード以外にそのカードを読み込むためのカードリーダーが必要だとか、サイトにログインするためと申請の最後にはそれぞれ別のパスワードが必要(しかもログイン・マスワードを5回間違えるとロックがかかり、解除のためには自治体の窓口に行かないと解除できないそうです)だとか、スマホで申請するためにはアプリをインストールする必要があり、対応する機種が限られているとか、そもそも給付金へのポータルサイトにログインするまでにかなりの障害があると言います。
いや、実はそこまで到達できない人もかなりいるとか。そもそも国が給付してくれる給付金なのに、現状は国は各地方公共団体に委任するいわゆる委任行政のために、自治体によっては、そもそもこのインターネットでの申請に対応していないところもあると言いますから、不公平ですよね。
インターネットでの申請に対応している自治体であっても、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が5年目の誕生日までということもあって、マイナーバーカード制度が出来てすぐに申請した人(私もその一人でしたが、事前にインターネットで申し込んでいたのに、受け取りまでに、1時間くらい窓口で待たされた記憶があります)にとっては、今年はその更新年であることからすでに誕生日を迎えている人はすでに期限切れになっていて、自治体の窓口まで行って、更新手続きをしないと申請できない人もかなりいるとか。
そもそもマイナンバーカードを持っていなかった人がカードを発行してもらいに行く人も多く、担当窓口に市民が殺到し、三密状態になってしまったところも少ないないようです。
東京都の江戸川区役所など、多い日は4時間待ちになったようで午前1時にはその日の受付を終了したと言います。
有効なマイナンバーカードを持っている人でも、ゴールデンウィーク明けの5月7日・8日には給付金へのポータルサイトへのアクセスが殺到したため、サーバーがダウンして申請登録を再開したのは5月11日(月)になってからと言います。
こういう混乱が生じたのは、そもそもこのような給付金の申請のためにマイナンバーカードを利用することが想定されてなかったことも大きいでしょうし、そもそもマイナンバーカードを使ったネット操作を行ったことがあるのは、eタックスという納税のネット申請の経験のある人くらいだったことも少なくないでしょう。
私自身は幸いに、eタックスで所得税の申請経験があるため、カードリーダーはもっていたし、パスワードも覚えていたのでその点は問題ありませんでした。
しかも、私の住んでいる自治体は早々とマイナンバーカードでの申請にも対応してくれていて、しかもインターネットで検索して5月1日からインターネットのサイトから申請できるという情報はつかんでいたので、5月1日に早々とパソコンで、申請作業をしました(申請に必要なのは、ほかに銀行口座を証明するための通帳等の写しファイル)。
そもそもサイトへの登録という作業から必要で、作業量もかなり多く、作業時間も20分くらいは要したと思います。
申請後は、登録したメール・アドレスに手続き完了のメールが届き、翌5月2日には申請を受理しましたメールが届きました。
問題はいつ頃、その給付金が届くかでしたが、私の住んでいる自治体は給付金の振り込みは5月中とHPに記載されていたので、「でもまあ今月中に振り込まれればいいか」と思っていました。
それでも、気になったので毎日振込に指定した銀行の口座をインターネットで確認していたら、なんと5月12日には入金されていました(下の画像がその証拠。個人情報保護のためほかの入出金はモザイク処理をしております。ご了承ください)。妻と二人分ですので、20万円が振り込まれています。
ちなみに、同居している母親は別世帯になっており、母はマイナンバーカードを持っておらず、申請書が届いてからの申請をする予定ですが、5月17日現在まだ申請書が届いていません(HPには5月15日頃発送予定と書いてあったので、近日中に届くかな??)。
安倍総理は当初は収入の減った人への30万円の給付といっていたので、急な変更で困ったのは各自治体の窓口だと思います。
この新型コロナウィルス禍で、日本がいかに有事への対応の体制ができてないかが露呈しましたね。そして、安倍政権がいかに頼りない、後手後手の対応をしているかもよく分かった気がします。